今日はこんな疑問に答えていきます。
✅本記事の内容
- 5部門独占した映画は3つ
- アカデミー賞の主要5部門とは?
アカデミー賞に詳しくなくても大丈夫です。どの賞に注目すればいいのか簡単に解説しますね。休日におもしろい映画を観たい人は参考にしてください。
Contents
アカデミー賞主要5部門を独占した映画は?
アカデミー賞の歴史の中で5部門を独占したのは3作品しかありません。それだけ5部門独占はむずかしいということですね。それでは紹介します。
「或る夜の出来事」(1934)
監督:フランク・キャプラ
主演男優:クラーク・ゲーブル
主演女優:クローデット・コルベール
脚本:ロバート・リスキン(脚色)
大富豪の娘エリーが夜行バスで偶然出会った新聞記者のピーターと共にニューヨークを目指すスクリューボール・コメディの傑作。
「カッコーの巣の上で」(1975)
監督:ミロス・フォアマン
主演男優:ジャック・ニコルソン
主演女優:ルイーズ・フレッチャー
脚本:ローレンス・ホーベン/ボー・ゴールデンマン(脚色)
犯罪者のマクマーフィーは刑務所から逃げるため精神錯乱を装って精神病院に入院した。看護婦長のラチェッドは破天荒な彼の行動を押さえつけて、、、アメリカンニューシネマの代表作。
「羊たちの沈黙」(1991)
監督:ジョナサン・デミ
主演男優:アンソニー・ホプキンス
主演女優:ジョディ・フォスター
脚本:デッド・タリー(脚色)
カンザスシティで起きた連続殺人事件を解決するためFBIの訓練生であるクラリスが元精神科医の犯罪者レクターに協力をもとめるが、、、アメリカを代表するサイコスリラー。
アカデミー賞の主要5部門とは?
アカデミー賞は全部で23部門あります。
そのうち、重要視されているのがアカデミー賞の主要5部問です。
- 作品賞
- 監督賞
- 主演男優賞
- 主演女優賞
- 脚本(脚色)賞
ですね。
ボクは「作品賞」と「脚本賞」が好きなので、アカデミー賞が発表されたら必ず観るようにしてます。
詳しく解説します。
作品賞
アカデミー賞の主要5部門の中でいちばん注目される賞が「作品賞」です。「映画」そのものに授与されます。
- 「パラサイト 半地下の家族」
- 「グリーンブック」
- 「シェイプ・オブ・ウォーター」
まずは「作品賞」を受賞した映画からみるべし。アメリカのトレンドがわかるから超おすすめですよ。
監督賞
最高の映画をつくった監督に授与される賞です。
- ポン・ジュノ「パラサイト 半地下の家族」
- アルフォンソ・キュアロン「ROMA/ローマ」
- ギレル・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター」
もっとも監督賞を受賞したのは“ジョン・フォード”で4回。ほえー。
主演男優賞
最高の演技を披露した主演男優に授与される賞。
- ホアキン・フェニックス「ジョーカー」
- ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」
- ゲイリー・オールドマン「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
もっとも主演男優賞を受賞したのは“ダニエル・デイ=ルイス”で3回。
主演女優賞
最高の演技を披露した主演女優に授与される賞。
- レネー・ゼルウィガー「ジュディ 虹の彼方に」
- オリヴィア・コールマン「女王陛下のお気に入り」
- フランシス・マクドーマンド「スリー・ビルボード」
もっとも主演女優賞を受賞したのは“キャサリン・ヘップバーン”で4回。
脚本(脚色)賞
最高の脚本に与えられる賞。
- 「パラサイト 半地下の家族」
- 「グリーンブック」
- 「ゲット・アウト」
脚本賞はウディ・アレンが最多受賞で3回。ノミネートは15回。しかもオリジナル脚本。すごっ!
【結論】アカデミー賞は主要5部門をみればOK
映画初心者さんはアカデミー賞の主要5部門をチェックするといいかと。
- 作品賞
- 監督賞
- 主演男優賞
- 主演女優賞
- 脚本(脚色)賞
とくに「作品賞」はもっとも注目されるので優先的に観るべし。
もちろん「長編アニメ賞」とか「ドキュメンタリー賞」「外国映画賞」などなど他にもあるのでチェックしてみるといいかも。
ちなみに、アカデミー賞主要5部門を独占したのは
- 「或る夜の出来事」(1934)
- 「カッコーの巣の上で」(1975)
- 「羊たちの沈黙」(1991)
でした。