アカデミー賞

【書評】「なぜオスカーはおもしろいのか？」を読んでアカデミー賞予想したボクの感想レビュー

  /
【書評】「なぜオスカーはおもしろいのか？」を読んでアカデミー賞予想したボクの感想レビュー

アカデミー賞を予想したい人「ねえねえ、アカデミー賞の予想してみたいんだけど、この本は買ったほうがいい？」

今日はこんな疑問に答えていきます。

✅ 本記事の内容

  • アカデミー賞の予想について書かれた本はコレだけ
  • アカデミー予想は神々の遊び
  • 実際に予想したメリット・デメリット

この記事をかいてるボクは映画を2000本観てます。それでもアカデミー賞の予想は初めてやりました。実際に予想したらシビれるほど面白かったのでこの記事を書きます。

ボクも予想は初めてだったので、映画初心者のあなたでも予想できるとおもいます。

結論、「なぜオスカーはおもしろいのか？」を読んでネットで情報を追いかければアカデミー賞が100倍おもしろくなります。

Contents

  1. 「なぜオスカーはおもしろいのか？」は読んで損はない
  2. 実際に「なぜオスカーはおもしろいのか？」を読んでボクが予想してみた感想
  3. 他の人の口コミ・レビュー
  4. 結論：ボクは買いでした。

「なぜオスカーはおもしろいのか？」は読んで損はない

オスカー予想屋のメラニーさんが教えるアカデミー賞予想のメソッド。アカデミー賞予想について書かれた本は他にはないですね。

アカデミー賞がどうやって決まるのかを理解でき、予想するために重要な賞が紹介されていてアカデミー賞好きとしてはワクワクして読める。

216ページだから長くないし読みやすい。2時間くらいでサクッと読めたよ。

「なぜオスカーはおもしろいのか？」詳細情報

タイトル なぜオスカーはおもしろいのか？受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」
値段 ￥1056
出版社 星海社新書
ページ 216ページ
発売日 2020年1月26日

メラニーさんってどんな人？

メラニー
アカデミー賞ウォッチャー。映画会社に23年間勤務しながら、1989年から30年に渡りアカデミー賞を見続けている会社員。アカデミー賞受賞予想がライフワーク。
2017年2月にTBSラジオの人気カルチャー番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(現在は「アフター6ジャンクション」)に“オスカー予想屋”として初登場。以来、アカデミー賞シーズンの風物詩ゲストとなっている。その的中率は驚異的で、2018年第90回アカデミー賞では、全24部門中21部門の受賞を的中させた。ツイッターアカウント:@mel_a_nie_oscar

（なぜオスカーはおもしろいのか? 受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」 (星海社新書)より引用）

2018年第90回アカデミー賞では、全24部門中21部門の受賞を的中させた。87.5%って凄くない？　あ、ちなみに実際に予想してる映像もあるので参考に。

写真・画像集

オスカーはなぜおもしろいのか？正面
オスカーはなぜおもしろいのか？裏面
オスカーはなぜおもしろいのか？メラニーさん

オスカーはなぜおもしろいのか？背表紙

実際に「なぜオスカーはおもしろいのか？」を読んでボクが予想してみた感想

✔メリット

  • 知識が増える
  • 親友にサラッと自慢できる
  • アカデミー賞が100倍楽しくなる

✔デメリット

・調べるのが大変

メリット①知識が増える

予想するために情報を仕入れるので当たり前ですが映画の知識が増えます。

メリット②親友にサラッと自慢できる

おかげで親友にサラッと「ミナリは助演女優賞が最有力だよね」とか言えます（笑

メリット③アカデミー賞が100倍楽しくなる

1番のメリットはアカデミー賞が楽しくなることですね。

アカデミー賞予想が9月から始まり、アカデミー賞が発表される授賞式まで約4か月。

1日だけだった楽しみが120日楽しめました、神々の遊びかと思うくらい娯楽性が高いです。

アカデミー賞を予想するだけで期待値が倍増。これからの人生で毎年アカデミー賞が楽しみになることは間違いなしです。

デメリット①調べるのが大変

正直、情報を追いかけるのがシンドイです。日本の記事よりアメリカの記事が多く英語が読めないとムリそう。

※ボクは英語は読めません。Google翻訳で読んでます。それでも割とイケる。Googleさんありがとう。

ただ、最新の情報が手に入るのでので映画が好きな人にはメリットしかないかと

他の人の口コミ・レビュー

ここからはボクの感想は置いといて他の人のレビューをみていきます。客観的な意見も知りたいのでAmazonレビューとTwitterから引用しました。

Amazonのレビュー

予想することは面白いが、それだけ。

アカデミー賞を私も好きで観ているが、その華やかさの裏で様々なことが起こっていることについて、触れるのみだった。本書を読んで、楽しいこととアカデミー賞鑑賞や予想に乗ることは難しい。賞取り合戦となったことがハーヴェイ・ワインスタインの権力を増大させ、弱者の声を封じたことも確実に影響されている。
ファンとして、ただおもしろいと思うだけでは、ダメという感覚があり、そこに蓋をしているのか、思わなかったのか、著者への不信感がある。
特に私がフェミニストと認識していたジェーン・スーさんが推薦しているだけに残念である。

オスカーへの溢れる愛

面白いです。著者のアカデミー賞への愛が文章中に溢れています。
タマフルやアトロク等でMsメラニーさんのことを知ってるとさらに面白くなると思います。
アカデミー賞を見る手引きとして読んでおくと、見る楽しさが倍増します。
アカデミー賞の映像はYouTube等に上がっているので、読後に見てみると深みが増すのではないでしょうか。

映画を見るだけじゃわからない

面白い映画、人気の映画が選ばれる考えていました。受賞が決まるまでの競争が予想以上に熾烈。そこを考慮し、毎年予想をする著者の力には脱帽です。ここ数年の受賞作品の傾向と社会情勢。ハリウッドにおける男女間の差別構造も知ることができました。「毎年豪華なイベントを行うな」と思っていましたが、そんな生ぬるいことじゃないと本書を読んで納得です。
1人のお客様がこれが役に立った

これは、アカデミー賞予想屋の著者が、長年研究したロジックが記載された一冊。
組合や協会、ひいてはアメリカの世論まで、様々な事情が絡み合った奥深く難しい世界。
貴方も来年からは、アカデミー賞予想の虜になる。

（Amazonレビューより引用）

そうそうアカデミー賞を予想をする楽しみが増えるってのがポイント高いですよね。
それと、星も4.3なのでやっぱり高評価ですね。これだけ評価が高いのはあまり見ないですね。ぶっちゃけボクも高評価なので割と親友にもおすすめしやすいです。

Twitterはこんな感じ

結論：ボクは買いでした

今までは「何となくコレじゃない？」とアカデミー賞を予想していましたが自信をもってコレ！って言えるようになりました。ハズレても笑い話になるし、当てれば尊敬されるし、どちらにしても得しかないですね。

この本を読んで、今までアカデミー賞の授賞式を見なかった人生に後悔してます（笑
今年はアカデミー賞を予想して授賞式を見たいとおもいます。

RELATED POST